投資という名目の上納金(5,500億ドルの関税回避コスト)
2026年 02月 20日
アメリカ大統領は一昨日、来月に予定されている総理の訪米を待つことなく、
昨年の日米関税交渉で合意した5,500億ドル(84兆円)の対米投資の第一弾として、
天然ガス、原油輸出、人工ダイヤの三つのプロジェクトに、
360億ドル(5.5兆円)を投じると・・・ フライング気味に発表した。
来月の訪米後、合意事項として発表されると思っていたが、
アメリカサイドが先に発表したということは、
訪米後の合意事項は、おそらくというか・・・ なんとなく、
「防衛費予算の増額」が、現実のものとなってきたように思われる。
この国の安全保障が、アメリカにおんぶに抱っこされている現実を踏まえれば、
なかなかノーと云いづらいのは分ってはいるが、
総選挙で白紙委任を受けた総理には・・・ 民意という背景があることから、
それで良いかどうか別に、今後のアメリカへの対応に、躊躇い悩むことはないだろう。
とはいえ、先行投資にあった人工ダイヤは、中国が市場を席巻しており、
投資先が同盟国であれば、経済安全保障の視点で捉えれば悪い話しではないが、
アメリカが自国ファーストを掲げ、暴走していることを踏まえれば、
この国にどれだけリターンがあるのかぐらいは・・・ 丁寧に説明願いたい。
もしもだが、成果の大半がアメリカ国内に限定され、リターンが限定的であったら、
360億ドルに始まり、5,500億ドルに至るまで、
円をドルに交換してカネを出すということは、政府が円安にお墨付きを与えたに等しく、
今後の物価高にも影響を与えてしまうと思うが・・・ 如何なものだろうか?
そしてそれは・・・ 選挙戦の最中に、図らずも総理が口を滑らし、
直ちに弁明はしたものの「円安で外為特会はウハウハ」と云ったことを裏付けており、
あくまでもリターン次第だが、名目(表向き)は投資であっても、
その実は朝具であり、上納金だと云っても過言ではないと思うが間違ってるだろうか?
360億ドルに始まり、5,500億ドルに至るまで上納金は支出されることから、
政府は対米投資のリターンと、円安や責任ある積極財政との相関について、
今国会において丁寧に説明し・・・ 国民の理解を得る必要があるんじゃなかろうか?
そして、他国のプロジェクトにカネを出すんだから、もちろんリスクはあるし、
リターンにおいてはショバ代や労働環境に鑑み、取り分に傾斜があっても致し方ないが、
ウインウインなら納得できても、高関税で脅して得た上納金だと勘違いされたら、
国内の経済に与える、円安リスクは大きいことから・・・ 堪ったもんじゃない。
為替差益がどっちに転ぶか分らないので、必ずしも損するとは言えないものの、
丁寧な説明をすっ飛ばして、総選挙で白紙委任を得ていると云われたら、
「それは違うだろ!」と・・・ 申し上げておかねばならない。
なんでもかんでも、イチャモン付けようなんて思いは・・・ 毛頭ないが、
高関税をチラつかせて脅してくる、アメリカ大統領の手法を注視すれば、
彼から見たこの国は・・・ なにがあっても最後は言いなりになるポチであり、
都合に合せて資金援助してくれる・・・ ATMだと思っているに違いないだろう。
然は然り乍ら(さはさりながら)・・・ 百歩譲って、安全保障を担保する、
同盟国であることを踏まえれば、投資が朝具であろうと、上納であろうと、
カネに色は付いてないことから・・・ そこんとこには致し方ないと思いはしても、
ウインウインであるか否かだけは、プライドと拘りを持っていただきたい。
政府間の取引であっても、実際にカネを出すのは民間企業だから、
そこんとこはキッチリしてると思うものの、為替差益が影響することを踏まえれば、
このまま円安基調が維持されると、総額の5,500億ドルに至る過程で、
円換算では持ち出しとなることから、国会でのチェックが欠かせないと思う。
18日に招集された通常国会では、来週から本格的な論戦に入る予定だが、
巨大与党に立ち向かう野党は、アリンコのような弱小集団ばかりになってしまったので、
緊張感のある丁々発止の議論ができるのか・・・ 不安になるが、
上納金がウインウインになっているのかについては、情報の開示を求めていただきたい。
まっ兎にも角にも・・・ 野党には反対のための反対とはスッパリ決別して、
健全な野党になっていただき、生活者ファーストの視点を持ちつつ、
国益に資するか否かを俯瞰した、格調高い論戦で挑んで欲しいと願ってやまない。
さてさて、どうなることやら、
年寄りが心配することではないかもしれないが、
ちょっと気になったもんで・・・ 老婆心ながら記してみた。
昨年の日米関税交渉で合意した5,500億ドル(84兆円)の対米投資の第一弾として、
天然ガス、原油輸出、人工ダイヤの三つのプロジェクトに、
360億ドル(5.5兆円)を投じると・・・ フライング気味に発表した。
来月の訪米後、合意事項として発表されると思っていたが、
アメリカサイドが先に発表したということは、
訪米後の合意事項は、おそらくというか・・・ なんとなく、
「防衛費予算の増額」が、現実のものとなってきたように思われる。
この国の安全保障が、アメリカにおんぶに抱っこされている現実を踏まえれば、
なかなかノーと云いづらいのは分ってはいるが、
総選挙で白紙委任を受けた総理には・・・ 民意という背景があることから、
それで良いかどうか別に、今後のアメリカへの対応に、躊躇い悩むことはないだろう。
とはいえ、先行投資にあった人工ダイヤは、中国が市場を席巻しており、
投資先が同盟国であれば、経済安全保障の視点で捉えれば悪い話しではないが、
アメリカが自国ファーストを掲げ、暴走していることを踏まえれば、
この国にどれだけリターンがあるのかぐらいは・・・ 丁寧に説明願いたい。
もしもだが、成果の大半がアメリカ国内に限定され、リターンが限定的であったら、
360億ドルに始まり、5,500億ドルに至るまで、
円をドルに交換してカネを出すということは、政府が円安にお墨付きを与えたに等しく、
今後の物価高にも影響を与えてしまうと思うが・・・ 如何なものだろうか?
そしてそれは・・・ 選挙戦の最中に、図らずも総理が口を滑らし、
直ちに弁明はしたものの「円安で外為特会はウハウハ」と云ったことを裏付けており、
あくまでもリターン次第だが、名目(表向き)は投資であっても、
その実は朝具であり、上納金だと云っても過言ではないと思うが間違ってるだろうか?
360億ドルに始まり、5,500億ドルに至るまで上納金は支出されることから、
政府は対米投資のリターンと、円安や責任ある積極財政との相関について、
今国会において丁寧に説明し・・・ 国民の理解を得る必要があるんじゃなかろうか?
そして、他国のプロジェクトにカネを出すんだから、もちろんリスクはあるし、
リターンにおいてはショバ代や労働環境に鑑み、取り分に傾斜があっても致し方ないが、
ウインウインなら納得できても、高関税で脅して得た上納金だと勘違いされたら、
国内の経済に与える、円安リスクは大きいことから・・・ 堪ったもんじゃない。
為替差益がどっちに転ぶか分らないので、必ずしも損するとは言えないものの、
丁寧な説明をすっ飛ばして、総選挙で白紙委任を得ていると云われたら、
「それは違うだろ!」と・・・ 申し上げておかねばならない。
なんでもかんでも、イチャモン付けようなんて思いは・・・ 毛頭ないが、
高関税をチラつかせて脅してくる、アメリカ大統領の手法を注視すれば、
彼から見たこの国は・・・ なにがあっても最後は言いなりになるポチであり、
都合に合せて資金援助してくれる・・・ ATMだと思っているに違いないだろう。
然は然り乍ら(さはさりながら)・・・ 百歩譲って、安全保障を担保する、
同盟国であることを踏まえれば、投資が朝具であろうと、上納であろうと、
カネに色は付いてないことから・・・ そこんとこには致し方ないと思いはしても、
ウインウインであるか否かだけは、プライドと拘りを持っていただきたい。
政府間の取引であっても、実際にカネを出すのは民間企業だから、
そこんとこはキッチリしてると思うものの、為替差益が影響することを踏まえれば、
このまま円安基調が維持されると、総額の5,500億ドルに至る過程で、
円換算では持ち出しとなることから、国会でのチェックが欠かせないと思う。
18日に招集された通常国会では、来週から本格的な論戦に入る予定だが、
巨大与党に立ち向かう野党は、アリンコのような弱小集団ばかりになってしまったので、
緊張感のある丁々発止の議論ができるのか・・・ 不安になるが、
上納金がウインウインになっているのかについては、情報の開示を求めていただきたい。
まっ兎にも角にも・・・ 野党には反対のための反対とはスッパリ決別して、
健全な野党になっていただき、生活者ファーストの視点を持ちつつ、
国益に資するか否かを俯瞰した、格調高い論戦で挑んで欲しいと願ってやまない。
さてさて、どうなることやら、
年寄りが心配することではないかもしれないが、
ちょっと気になったもんで・・・ 老婆心ながら記してみた。
by tamajii1954
| 2026-02-20 04:00
| 爺のジジ放談
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