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アルプスに響く君が代、翻る日の丸(ミラノ・コルティナ2026)

漆黒に包まれた夜明け前、ライブ中継のテレビ画面は、
白雪を頂き聳え立つアルプスの山々と、世界遺産とファションの街並みに、
響き渡った「君が代」と、輝き翻った「日の丸」を映し出していた。

約2週間に渡って開催された「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック」に出場した、
日本代表選手たちのチャレンジは・・・ ほぼ終了し、
あとは閉会式を残すのみとなった。

メダルが全てではないと思うものの、メダルへの拘りを持ってなければ、
夢の舞台に立ち、チャレンジすることは適わなかったかもしれない。
「成功か、失敗かではない。」
「チャレンジしたのか否か。」だと語った・・・ オリンピアンの言葉が刺さる。

納得のチャレンジをしたにも拘らず、採点競技の壁が立ちはだかった選手がいた。
選手のミスを目の当たりにし、ミスの連鎖に頭を抱えた選手もいた。
不運に涙する選手の傍らで、予期せぬメダルに戸惑いを隠せない選手もいた。

直前の大会での負傷から驚異的な回復を見せ挑んだものの、
結果は残せなかったが、前回王者としての矜持と足跡を残したアスリートがいた。

杓子定規なインタビューを受けても、自らの成績を振り返ることよりも先に、
支えてくれた家族やコーチなど、スタッフへの感謝を述べるアスリートに、
結果も然る事ながら・・・ 人としての成長と伸びしろに納得の笑みを浮かべた。

突然降りだした雪に、中途半端というか恣意的な判断で、競技の続行が無理と判断され、
ストレスはマックスに・・・ 怒りは沸点に到達してしまったが、
「これもオリンピック」と応じたアスリートの言葉に、
「彼らはやっぱり凄いよ。」と称えつつ、筋書きのないドラマに納得せざる得なかった。

絶対的な王者たちであろうと、容赦なく襲いかかるオリンピックの魔物が、
メンタルに仕掛け続けてくるプレッシャーに・・・ 
挫けそうになったものの、
勇気を持って、ひたすらに競技に集中する、各国のオリンピアンたちは、 

リアルなドラマを完成に導く主役であり・・・ 仲間を称える名脇役でもあった。

また、侵略戦争で命を落としたアスリートとともにとの思いから、
戦友の写真を貼った追悼ヘルメットを被り、競技に挑もうとしたアスリートを、
IOCは競技前に閉め出すことを決め・・・ 失格処分としてしまった。

それがルールなんだと、理解はしてるものの、
政治と平和の間に引かれた・・・ 目には見えない心のボーダーラインに、
あまりある感情と、命への尊厳に、配慮が足りないような気がして、
なんだか・・・ 虚しくもあった。

今大会で不満タラタラがあったとすれば・・・ それは採点競技だろう。
甲乙付け難いのか、どちらか勝っていたのか、それ程度の区別なら素人でも分るが、
技術点や芸術点といった主観が入り易い採点であるにも拘らず、
どこの国のだれが判定するかで順位が決まると・・・ 運不運は免れない。

カメラ技術やAIが進化した時代に即した、公平な採点を求めるのであれば、
いっそのこと人間による採点を止めてしまい、
メカニックに任せた採点で良いのかも・・・ なんて、思ったりしている。

然は然り乍ら(さはさりながら)・・・ オリンピアンたちが見せてくれた、
この日、この時のために積み重ねてきた、汗と涙の鍛錬と努力に、
歓喜よりも涙になった選手の方が、多かったように思うものの、
感動のドラマの演技者たちに「アッパレだった。」と・・・ 拍手喝采で応えたい。

さて、年長者は一般的に「早寝早起きだ。」と云われているが、
71歳にして無謀にも、時差8時間に抗ったことから、
オリンピック期間に限っては・・・ チョー早寝で、チョー早起きになってしまった。

今夜から、いつもの早寝早起きに戻せるのか・・・ それが問題なんだが、
そんなこんなもあって、冬季オリンピックの閉幕に当たって最後に、
「心地よい寝不足をありがとう。」と記して・・・ 感動の大会の結びとしたい


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2026年2月6日~22日

ミラノ・コルティナ冬季オリンピック

金メダル  5個
スノーボード    男子ビッグエア    木村葵来

 〃        女子ビッグエア    村瀬心椛
 〃        男子ハーフパイプ   戸塚優斗

 〃        女子スロープスタイル 深田茉莉
フィギュアスケート ペア         
三浦琉来、木原龍一

銀メダル  7個

スキージャンプ   男子個人ラージヒル  二階堂蓮

フリースタイルスキー男子デュアルモーグル 堀島行真

スノーボード    男子ビッグエア    木俣椋真
 〃        男子スロープスタイル 長谷川帝勝
フィギュアスケート 男子シングル     鍵山優真

 〃        女子シングル     坂本花織
 〃        団体(アイスダンス) 吉田唄菜、森田真沙也
 
         (ペア)     三浦琉来、木原龍一 
 
         (女子シングル) 坂本花織
 
         (男子シングル) 鍵山優真、佐藤駿

銅メダル 12個
スキージャンプ   女子個人ノーマルヒル 丸山希
 〃        男子個人ノーマルヒル 二階堂蓮
 〃        混合団体       丸山希、高梨沙羅、小林陵侑、二階堂蓮
フリースタイルスキー男子モーグル     堀島行真
スノーボード    女子ハーフパイプ   小野光希 
 〃        男子ハーフパイプ   山田琉聖
 〃        女子スロープスタイル 
村瀬心椛
スピードスケート  女子500メートル  高木美帆

 〃        女子1000メートル 高木美帆

 〃        女子団体パシュート  高木美帆、佐藤綾乃、堀川桃香、野明花菜
フィギュアスケート 男子シングル     佐藤駿
 〃        女子シングル     中井亜美

Commented by yozda at 2026-02-22 09:07
多摩爺さん
おはようございます。アスリートたちが結果にコダワリ抜くだけでなく、結果によらず支えてくれた方たちに感謝を伝えるシーンに、胸が熱くなりましたね。自分の子供同じ世代だと思うとなおさらで……。スノボーのビッグエアは「うわっ!」とヒヤヒヤしながら、カーリングでは「ルールがわからんね……」と言いあいながら、たのしませてもらいました。

明日からはすこしゆっくり寝られますね(^^♪
Commented by tamajii1954 at 2026-02-22 10:00
yozdaさん、おはようございます。

オリンピック終っちゃいましたね。
総選挙やトランプ関税、イラン攻撃の示唆など、なんとなく悶々としていたなか、
オリンピックは気持ちを切り替えさせてくれました。
これから一ヶ月はWBCで、そのままメジャーリーグの開幕で盛り上がると思います。
侍ジャパンの投手陣で、負傷リタイアが3名もでているのが気がかりですが、
彼らならきっとやってくれるでしょう。
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by tamajii1954 | 2026-02-22 04:00 | スポーツ観戦 | Comments(2)

下り坂を歩き始めたら、上り坂では見えなかったものが見えてきた。焦らず慌てず、少しだけ我儘に、人生は後半戦が面白い。


by 多摩爺
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