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目くそ鼻くそを笑う。(強国の蛮行)

ベネズエラを急襲し、麻薬の密輸を主導したとされる、大統領を拉致するとともに、
世界一の埋蔵量と云われる石油利権を、手中に収めたアメリカは、
間髪を入れることなく・・・ 制裁対象として行方を追跡していた、
ロシア船籍のタンカーを、北大西洋で拿捕したと発表した。

ロシアは直ぐさま・・・ 国際法に違反する海賊行為だと非難したようだが、
それじゃぁ問うが、ウクライナへの侵略は国際法に違反してないのだろうか?
目くそ鼻くそを笑うとは、まさにこのことである。

その一方で笑うに笑えないのは・・・ ベネズエラと懇ろだった中国だろう。
ベネズエラには、
ステルス戦闘機を240キロの距離から探知できると触れ込みの、
中国製の移動式防空システムが配備されていたようだが、
アメリカ軍の急襲に対応できず・・・ 同システムへの信頼は著しく失墜してしまった。

1991年、ソビエト連邦が崩壊し・・・ 東西冷戦が終結してから35年、
民主主義の国々と、社会主義の国々が対峙していた時代は、一旦落ち着いたものの、
アメリカ、中国、ロシアの国連安保理で拒否権を持つ常任理事国が、
国際協調路線に背を向け、軍事力を背景に自国の利益を求めて屁理屈をこね出した。

社会主義、覇権主義の国では・・・ 独裁者が統治してるが、
トランプ政権2.0が発足してから一年、
法の支配を基軸とする民主主義の国でも、まるで独裁者のように振る舞い、
本来の民主主義とは一線を画す、専制的な政治手法がまかり通るようになってしまった。

その温床になったのは・・・ 人々の内心にある、鬱積した我が儘であり欲望だと思う。
SNSの世界で、言葉巧みに繰り広げられる情報操作に誘引された欲望が、
世論というパワーワードに置き換えられてしまうと、それこそが正義だと飛躍し、
気がつけば、ところ構わずイチャモンを吹っかけながら・・・ カネをせびっていた

自虐的な捉え方なので、あまり面白い例えではないが、
先の大戦を経てから、80年の歳月が流れる間、
世界はいかに、アメリカに頼り切っていたのかということに、
いまさらではあるが・・・ 気づかされてしまった。

2013年、当時の大統領は「アメリカは世界の警察官ではない。」と、発言したが、
2026年、現在の大統領は「世界のリーダーもやらない。」と、態度を鮮明にすると、
国連の内部組織を含む、66の国際組織から脱退すると表明し、
環境問題、人道支援、経済摩擦、紛争対応などから・・・ 外方を向くことになった。

梯子を外された弱者にだって、それなりの言い分と、熱い思いが無いわけじゃないが、
いきなり負担増を求められても、無い袖は振れないので、
この先がどこに向こうと、どこで転ぼうと、現実を受けとめざる得ないんだから、
これはこれで・・・ あまりに辛い現実となってしまった。

テレビ画面を通して毎日のように目にする、世界の各地で砲弾が飛び交う事態に、
三つの強国は・・・ 互いが名指しして、目くそだ、鼻くそだと、嘲笑すれば済むが、
テレビ画面でそれを見せつけられた国々は、成り行きに任せるしかなく、
機嫌を窺いながら、差し障りないコメントとともに苦笑いするしかなくなってしまった。

さて、なにかしらの難儀な出来事が、毎日のように起こる今年は、
いったい、どんな年になるのだろうか?
冬季オリンピック、ワールドベースボールクラシック、FIFAワールドカップなど、
楽しみなイベントが目白押しではあるが、年明け早々から、なに気に忙しない。

いったい、いつになったら落ち着くのだろうか?
老婆心ではあるが・・・ 総理にあやかって、言葉巧みに韻を踏めば、
強国が次から次へと繰り出す蛮行が、著しく度を超えているような気がして、
心配で、心配で、心配で、心配で、心配で堪らない。

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by tamajii1954 | 2026-01-09 04:00 | 爺のジジ放談 | Comments(0)

下り坂を歩き始めたら、上り坂では見えなかったものが見えてきた。焦らず慌てず、少しだけ我儘に、人生は後半戦が面白い。


by 多摩爺
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